NC工作機械の主軸と軸受の隙間の調整
リリース時間:
2023-04-03 09:57
1.NC工作機械のスピンドルと軸受の隙間調整の役割
NC工作機械の主軸軸受の径方向、軸方向の隙間が大きすぎるか、小さすぎるのはNC工作機械の故障の主な原因である。隙間が大きすぎると主軸が鼓動し、旋削されたワークは楕円、角丸、または波紋などを生じ、隙間が小さすぎると高回転時に主軸が発熱して破損する。数値制御工作機械の調整時、まずロックねじ5とナット4を緩め、軸受7の内輪を主軸テーパジャーナルに対して右に移動させ、テーパ面の作用により軸受内輪に径方向弾性膨張が生じ、ローラと内、外輪との隙間を減少させる。NC工作機械の調整が適切になったら、ロックねじ5とナット4を締め付ける。軸受3の隙間はナットlで調整することができる。一般的には、前軸受を調整するだけでよく、前軸受を調整しても要求される回転精度に達しない場合にのみ、後軸受を調整し、後軸受は主軸の軸方向隙間と精度を調整することができる。
2.NC工作機械の調整前軸受の操作手順
(1)フックレンチ、ハンマー、ドライバーを用意し、スピンドルボックスの蓋を開けて安定に置く。
(2)スピンドル先端ナットをフックレンチで引っ掛け、反時計回りに引く。スパナが動かない場合は、ハンマーでフックスパナをタップし、ナットを緩めます。
(3)ロックねじを緩め、さらにフックレンチを用いて調整ナットを反時計方向に引き付け(図1-8)、調整が終わったら、ドライバでロックねじを締め、調整ナットを締め付ける。
(4)主軸軸受隙間の大きさを検査し、手で回転して霊括し、ブロック現象がなく、再び主軸の径方向鼓動と軸方向鼓動を測定し、それを≦0 immにし、主軸箱蓋を閉じ、主軸を高速にih運転させ、軸受温度≦60℃にすればよい。
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